2013年05月23日

アメリカの旅 / 自転車でタホ湖一周

タホ湖の湖面は信じられないぐらいに深く青い。それは、水が澄んでいるからなのか、水温が低いからなのか、水深が深いからなのか、空の青が湖面に写っているからなのか。たぶんそれらはすべて正しいのだろう。なぜなら 雪融け水だけが流れ込むこの湖は、湖面の標高が1900mもある。

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私は 念願であった自転車でのタホ湖一周に挑戦することにした。総延長72マイル(116km)高低差300mのコースである。私の体力を勘案し、一泊二日の日程にした。

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私は初日に HomewoodからSouth Lake Tahoeまで山岳コースを40km走り、2日目に残りの平坦コースを75km走る計画を立てた。2日目の夕刻にこの計画が愚かなものであったことを思い知るのである。

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Emerald bayの小さな島はタホ湖で唯一の島である。島には古城の跡が見える。

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まだ 誰もいない南岸の浜辺。そこには夏が来る前の静けさで満ちていた。

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自転車道がよく整備されている。快適なサイクリングが可能だ。

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初日は、 South Lake Tahoeの一泊50ドルのモーテルに泊まった。これで十分である。

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私は 近くの SafeWayというショッピングセンターでいくばくかの食料を買い求めた。テーブルの上の小さなボトルに注目してほしい。ワイン ビネガーと呼ばれる赤い液体が入っている。それは ブドウから造られた酢である。私は その酢を酒の合間に飲むと悪酔いを抑えられることを発見した。そして この酢は体の疲れを素早く癒してくれるのだ。

2日目は 朝9時に出発した。


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Cove Rock.突然 奇妙な形をした岩山が出現した。

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対岸の残雪が残る山並みが素晴らしい。

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しかし ここから始まるSpooner Junctionまでの5マイルはすべて上り坂である。300mの高さがある。そのあと、Sand Haverまで5マイルを一気に下る。それは大変爽快な気分だった。

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Kings Beachで水浴びをする気の早い人たち

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Tahoe Cityの街並みは 落ち着いた雰囲気が漂っている。もう すでに午後4時をまわっている。私は少し焦りを感じてきた。私の疲労感は極限に達していた。

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今日の走行距離は75km。ついにHoomewoodに到着した。わたしは達成感に浸っていた。時間と距離の配分をまちがったサイクリングだった。しかし それは今後の反省としよう。今宵だけは、わたしは減量のために控えていた甘いドリンクを腹いっぱい飲んだ。
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posted by Kogame3 at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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